認知症ケア指導管理士とのちがい

認知症ケアに関しての資格には「認知症ケア専門士」を始めとして、いくつもの資格が存在します。
どの資格も近年増加の傾向がみられる認知症高齢者に対しての対策と、医療・介護の分野における慢性的な人手不足を解決する目的で設立されたものです。
その中でも非常に似通っているもので「認知症ケア専門士」と「認知症ケア指導管理士」の二つの資格があります。
ここではこの二つの資格の違いについてお話致します。

まず認知症ケア指導管理士という資格について、これは財団法人職業技能振興会という団体によって認定されている資格です。
この資格も認知症ケア専門士と同様に、医療・介護の現場で働くスタッフの認知症に対する専門性と質の向上を目的とした認定資格です。
認知症ケア専門士との一番の違いは「誰でも資格の受験・取得が可能」という点でしょう。
「3年以上の認知症ケアに関する業務経験が必要」な認知症ケア専門士に対して、そのような制限が一切無いのが認知症ケア指導管理士なのです。
そのような背景もあり、医療・介護従事者の他にはサービス業や自宅で認知症高齢者を介護する一般の方なども毎年試験に臨んでいます。

資格試験もマークシート方式による選択試験のみで、面接の二次試験などはありません。
この資格は「認知症ケアの専門家育成が目的」の認知症ケア専門士に対して、「認知症ケアに関する基本的な事項を身に付けさせる」のが目的と言っていいでしょう。
これから認知症について学びたいという方は、まず「認知症ケア指導管理士」の資格取得を目指してみるのがいいかも知れませんね。